「現在の収入では生活が苦しい」「お金を増やすにはどうしたら良いの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
私も読んだ『金持ち父さん貧乏父さん』を読めば今までのお金の考え方を変えられます。
「持ち家は資産?」 「いいえ、持ち家は負債となることが大半!」
このような考え方はどの様な根拠でそう言えるのでしょうか。
記事を読んでいただければ『金持ち父さん貧乏父さん』のあらすじや重要な考え方を知ることができます。
更に詳しく知りたい方は是非とも 『金持ち父さん貧乏父さん』 を読んでいただきたい。
『金持ち父さん貧乏父さん』を読んでお金の知識を深めていきましょう。
『金持ち父さん貧乏父さん』とは
世界で3000万部、日本でも300万部以上を突破いているベストセラー書籍。
作者であるロバートキヨサキが幼少期からの体験を基にお金持ちになるための考え方を物語として書かれています。しかし、実話ではなく2人の父さんはモデルになっている人がいるだけという噂も。
お金に関する考え方が多数書かれておりビジネス書や自己啓発本としても長年読まれている書籍です。
ロバートキヨサキ(作者)とは
ロバートキヨサキは日系4世のハワイ生まれハワイ育ち。日本名は清崎 徹(きよさき とおる)。
著作活動以外にアメリカの投資家・実業家としての実績があり1994年にビジネス界から引退しましたが1997年に『金持ち父さん貧乏父さん』を執筆して現在も活躍しているようです。
『金持ち父さん貧乏父さん』あらすじ
周りが金持ち家庭ばかりの学校に通っていた小学生の作者。数少ない同じ境遇の友達「マイク」とお金儲けをしようという所から始まります。施策は失敗に終わるが、作者の父さん(貧乏父さん)から金儲けの方法ならマイクの父さん(金持ち父さん)に聞きなさいとアドバイスを受ける。
金持ち父さんに話を聞きに行くが、多忙な金持ち父さんは従業員との打合せで作者とマイクは待ちぼうけ。やっと話ができると思ったら「時給10セント(10円程度)で毎週3時間アルバイトをしなさい」と言われる。その後は更に「無報酬」でアルバイトをしなさいと言われる。怒った作者は抗議に行くが、そこで「お金の為に働く人とお金に働かせる人」がいることを知る。
金持ち父さんにはお金に対する6つの考え方があった。
① 金持ちはお金の為に働かない
② お金の流れの読み方を学ぶ
③ 自分のビジネスを持つ
④ 会社を作って節税する
⑤ 金持ちはお金を作り出す
⑥ お金の為ではなく学ぶために働く
それらを徐々に学び実践していくことで資産を築く。そして作者の体験談を交えて読者にも実現可能と伝えていくというのがこの本のあらすじです。
重要ポイント
特に重要な金持ち父さんの6つの考え方を紹介していきます。
お金持ちはお金の為に働かない
普通の会社員の場合、会社から給料をもらって働きその収入で毎月の支払いをする。支払いがあるから手元に給料が残らない。支払いができなくなるので頑張って会社で働く。というサイクルになりますが、働いても豊かにならないこの状況を「ラットレース」と呼んでいます。
お金持ちになるにはラットレースを抜け出さないといけない。
1日は24時間と皆平等に決まっている。24時間会社で働いても収入には限りがある。会社で働かなくてもお金を生み出す仕組みが必要。仕組みがあればラットレースを抜け出せる。という考え方。
お金の流れの読み方を学ぶ
お金について勉強するとき「資産と負債」の違いをきちんと理解しないといけない。
資産:自分のポケットにお金を入れてくれる
負債:自分のポケットからお金を取っていく
ローンや高額の支払いが発生する持ち家は負債。逆に、株や不動産投資など収入を得られるものは資産。
仕事をして収入を得ても負債に費やす人はラットレースから抜け出せず、投資などで資産を蓄えることが金持ちになるには必要である。という考え方。
自分のビジネスを持つ
仕事はビジネスとは違います。ビジネスは資産であり自分が働いていなくてもお金をポケットに入れてくれる仕組みを持つことが必要。という考え方。
会社を作って節税する
節税のみならず自分を守る方法として教えています。
また、お金に関する知識・IQのことを「ファイナンシャルインテリジェンス」と呼んでおりファイナンシャルインテリジェンスには4つの専門的な知識から成り立っている。
①会計力
②投資力
③市場の理解力
④法律力
ファイナンシャルインテリジェンスを高める事でラットレースから抜け出せる。という考え方。
金持ちはお金を作り出す
お金持ちでない人は一生懸命働いてお金を稼ぐが、お金持ちは効率よくお金を稼ぐ。
例えば、不動産を安く買い正規の値段で売る。誰にでもできることだがリスクを抱える恐怖心でなかなかそれができない。ファイナンシャルインテリジェンスを高めることでリスクを管理することができ資産を増やせる。という考え方。
お金の為ではなく学ぶために働く
「いくら稼げるか」ではなく「何を学べるか」で仕事を選ぶ。短期的にはいくら稼げるかを考えることは有利かもしれないが長期的に考えたときにどこに行きつくのか分からなくなる。専門的でなくても自分に必要な技術を学び・教えることでその能力に価値が生まれる。という考え方。
学んだこと
重要ポイントを簡単にまとめましたが、実生活ではどのように活用できそうでしょうか。
① 金持ちはお金の為に働かない
⇒ラットレースの存在を知ることで自分の状況を把握できる
② お金の流れの読み方を学ぶ
⇒資産と負債の違いを知ることで家計の見方が変わる
③ 自分のビジネスを持つ
⇒今の仕事だけでなく副業にも目を向ける
④ 会社を作って節税する
⇒起業はできなくてもファイナンシャルインテリジェンスの重要性を認識できる
⑤ 金持ちはお金を作り出す
⇒効率的な稼ぎ方や恐怖心の存在を認識できる
⑥ お金の為ではなく学ぶために働く
⇒仕事の取組み方や考え方が変わる
それぞれの考え方を学び、自身の仕事や家庭でも様々な気づきや考え方の変化を実感できます。
まとめ
改めて、この本の重要ポイントは6つ。
① 金持ちはお金の為に働かない
② お金の流れの読み方を学ぶ
③ 自分のビジネスを持つ
④ 会社を作って節税する
⑤ 金持ちはお金を作り出す
⑥ お金の為ではなく学ぶために働く
お金に関する今まで知らなかった考え方を知ることが出来ます。
学校では教えてくれない情報をたくさん教えてくれますので興味のある方は一度読んでみてください。