仮想通貨

仮想通貨のマイニングとは?本当に稼げるの?

2022年4月12日

悩める人

・仮想通貨って自分で買わないとダメ?
・マイニングって何?
・マイニングって稼げるの?

こんな悩みを解決できる記事を用意しました!

この記事ではマイニングの仕組みやマイニングで稼げるのかをお伝えしますので、すぐにマイニングについて理解できます!

なぜなら、知識の全くなかった私が1日数時間の情報収集を続けた結果として得た知識をこの記事で紹介するからです。
マイニングに興味のある方や情報収集の時間を短縮したい方のお役に立てればと思い記事にしました。

記事前半ではマイニングの仕組みについて、後半ではマイニングの種類などを解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!

マイニングとは

マイニングとは、仮想通貨で取引されるデータの承認作業を手伝って報酬を得ることです。

仮想通貨ではブロックチェーンという技術が使われており、取引と取引を繋げて不正がないように全ての取引を記録していきます。
すべての取引を記録するので、複雑で膨大な量の計算を処理しなければならず1台や2台のPCでは処理が間に合いません。
そこで、処理の手伝いをしてくれる人を募り正しく記録できた人には報酬として仮想通貨を支払うという仕組みができました。
これがマイニングです。

ちなみに、マイニングする人のことをマイナーと呼びます。

マイニングの仕組み

もう少し詳しく説明します。

ブロックチェーンでは取引のことを『トランザクション』と呼び、複数のトランザクションを1つのブロックに格納します。
ブロックがトランザクションでいっぱいになると次のブロックが生成され、ブロックをつなぎ合わせることで前後の取引の整合性を保ちます。
そのため、不正や改ざんをしようとする場合、前後の取引と矛盾しないように全ての取引を改ざんしなければならないので事実上不正ができないという特徴があります。

マイニングは「いつ」「誰が」「どのくらい」などの取引データを暗号化してブロックに格納する作業で、マイニングが行われているおかげで安全な取引が確保されていると言えます。

マイニングの方式

マイニングの方式にはいくつか種類がありますが、今回は代表的な2つの方式を紹介します。

PoW

PoW(プルーフ・オブ・ワーク)は最もポピュラーな方式でビットコインでも採用されているマイニング方式です。
複雑で膨大な計算の答え(ハッシュ値)を最も早く見つけ出した人にマイニングする権利が与えられる仕組みで、いわゆる早い者勝ち。

最速でハッシュ値を見つけるためには膨大な計算式を処理しなければならず、より高性能な機器を多く揃えた方が有利になります。
そのため、機械の導入費用や電力コストがかかってしまうデメリットも特徴の1つ。

PoS

PoS(プルーフ・オブ・ステイク)は仮想通貨の保有量に応じてマイニングする権利が与えられる仕組み。
現在イーサリアムが導入を検討していることで知られています。

PoWと違い大量の電力消費などは不要ですが、仮想通貨を保有していなければならないため通貨が市場に出回らず価値が上がりにくいという側面もあります。 価値が上がらないと報酬で受け取る仮想通貨もあまり利益にならないかもしれません。

費用対効果

マイニングを始める際に最も気になるのが収入ですよね。
マイニングの報酬は仮想通貨で支払われるため、その通貨の市場価格によって利益額が変わります。また、導入機器の費用や電力消費などに投資することも踏まえて利益がどれぐらいになるのか考えなければいけません。

次は収入と支出について紹介していきます。

収入

マイニングによる収入は導入機器の性能によっても変わりますが、1日に数十円から数千円と言われています。

50円の収入であれば 50(円)×30(日)=1,500(円) 1ヶ月で1,500円の収入
2000円の収入であれば 2,000(円)×30(日)=60,000(円) 1ヶ月で60,000円の収入

更に効率を上げたい場合は複数台の機器を準備するなどの投資が必要になってきますね。

費用

対して、マイニングにかかる費用はどのぐらいでしょうか。

PCやマイニング機器・冷却器などを準備する際は30万円程の費用がかかると考えられます。
中古のPCなどもありますが、マイニング需要の増加に伴い関連機器も高価になるため高性能機器を安価で入手するのは難しいと思われます。
電気代についても機器の性能や台数などによって変動しますが、1日に数十円から数千円程度と言われています。

収入と同程度の支出では初期費用を回収できなくなってしまうので、いかに費用を抑えて効率よく収入をあげるかを考えなければなりません。

マイニングの種類

次にマイニングの種類についてお伝えします。
マイニングの方法もいくつか種類がありますが大きく分けて次の3つです。

・ソロマイニング
・クラウドマイニング
・プールマイニング

ソロマイニング

PCやスマホなどを使い個人でマイニングする方法。

報酬を全て一人で受け取れる利点がある反面、企業などに負けてしまう欠点があります。
個人よりも企業の方が資本力が大きいため、複数の高性能PCを準備できます。
個人が勝つためには企業に勝つほどの資本力が必要となるためおススメできません。

クラウドマイニング

マイニングを行っている企業に投資する方法。

その中でもいくつかの方法があり、代わりにマイニングしてもらう方法や一部の機器を借りてマイニングする方法などがあります。
マイニング機器を個人で準備する必要がないので費用を抑えることが出来ますが報酬は少なくなってしまいます。
企業がマイニングしてくれるので初心者などの知識がない方でもすぐに始められます。

プールマイニング

個人の所有するマイニング機器などの性能を貸し出して報酬を得る方法。

複数のマイナーが協力することによりソロマイニングよりも成功の確率が高くなり報酬を得やすいメリットがあります。
ただし、仲介業者を通じてマイニングを行うため手数料がかかってしまったり専用のソフトをダウンロードするなどの手間がかかってしまう側面もあります。

マイニングに必要なモノ

マイニングは種類によって準備するモノが異なります。

家庭用のPCやスマホでもマイニングは可能ですが高度な計算には適していないため個人で利益を得ることは困難です。
利益を得るためには専用のマイニング機器やソフトの手配、電気代をいかに抑えられるかを考える必要があります。

マイニング機器

一言でマイニング機器と言ってもそのパーツは種類が多く、初心者にはなかなか理解が難しいかもしれません。
CPUやASIC、マザーボード、グラフィックボードなどなどを準備しなければなりません。
初期費用だけでも30万円ぐらい必要になり、かつ、早い者勝ちの競争にも勝たなければ報酬は得られません。

電力

高性能の機器を稼働させるためには大量の電力消費も不可欠です。
報酬を得るために高額の電気代を支払うので、企業などでは電気代の安い地域(国)でマイニングを行うなど効率的な方法を採用しています。日本は電気代が高いと言われており、個人が日本国内で利益を得るには難しいでしょう。

マイニングでの収益化は難しい

今回はマイニングの仕組みや種類などをお伝えしてきました。

結論として、マイニングを行うには初期費用や継続的な費用がかかり個人で稼ぐには難しい状況となっています。
多額の余剰金がありマイニングによる利益が見込めるのであれば良いですが、そうでなければおススメできません。

少額の低リスクで報酬を得るにはマイニングよりも仮想通貨へ投資して運用する方が堅実かもしれませんね。

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