・ポートフォリオって何？
・どうやって作るの？
・作る意味ある？
こんな悩みを解決できる記事を用意しました！
この記事ではポートフォリオを作るメリットや作り方をお伝えしますので、ポートフォリオの基本的な考え方を学べます！
ポートフォリオについて詳しく知らない投資初心者のお役に立てれば幸いです。
記事前半ではポートフォリオの考え方について、後半では作り方などを解説するので、ぜひ参考にしてくださいね！
ポートフォリオとは
ポートフォリオとは直訳すると「書類ケース」などの意味。様々な分野で異なる意味合いの使われ方をされますが、投資分野におけるポートフォリオは『資産の組み合わせ方や割合』のことを指します。
例えば、【株式⇒30％ 不動産⇒30％ 仮想通貨⇒40％】のように所有する資産の種類とその割合を明確にしてリスクやリターンを管理する分散投資の手法です。
更に、所有する仮想通貨のポートフォリオを作成する場合には【BTC⇒50％ ETH⇒30％ XRP⇒20％】などと組むことができます。
ポートフォリオの考え方
ポートフォリオを作成する目的は「組み合わせのリスク管理や運用効率を高めること」と考えられます。
組み合わせて投資することで価格暴落やプロジェクト中止などのリスクに備えることができ、リスクに対するリターンが効率的であるかなどを確認することができます。
ポートフォリオの作成はリスクおさえて資産を「守る」ことと、利益を得るために「攻める」リスクのバランスを管理することと覚えておきましょう。
メリット
ポートフォリオ作成のメリットとして「分散投資の最適化」が挙げられます。
ポートフォリオを作成すると自身がどの銘柄にどのくらいの割合で投資しているのかを確認することができます。
割合を確認することで自身がリスクを負って利益を追求している状態なのか低リスクで運用できているのかを判断することができるため、資産状況と比較して適正かどうかを分析することができます。
ポートフォリオを作成することで資産状況に合わせてどの方針で投資していくべきかを見極めることができますね。
デメリット
ポートフォリオのデメリットとしては更新の手間。
仮想通貨は市場価格や将来性、抱えるリスクなどの状況が日々変動しています。それらの情報収集を怠らずポートフォリオを更新することでより詳細な分析が可能になります。
作り方
ポートフォリオ作成時に重要なのは、資産状況と目的にあった「攻め」と「守り」のバランスを考えることです。
自己資金が少ないからリスクを取ってハイリターンを狙う攻め型にするのか、自己資金が既に十分にあるのでリスクをおさえて堅実に守るのか目標を定めてポートフォリオを組んでみよう。
攻め型
仮想通貨で攻めのポートフォリオを作る際はアルトコインをメインにするのがオススメ。
アルトコインとはビットコイン以外の仮想通貨のこと。アルトコインは時価総額が低いため購入時に多くの通貨を購入する事ができます。多くの通貨を購入して時価総額が上がった際に利益を得ることができます。
ただし、需要が少なく時価総額が下がってしまったりプロジェクトが中止になってしまい損失になるリスクがあります。
例） Ethereum (ETH) 20％
Enjin Coin (ENJ) 20％
Polkadot (DOT) 20％
IOST（IOST） 20％
Basic Attention Token（BAT） 20％
守り型
守りのポートフォリオを作成する際はステーブルコインを中心にするのがおススメ。
ステーブルコインとは買い物などの決済の実用化を目的として価格が安定するように設計された仮想通貨のこと。
大きなリターンは望めませんが実用化となり需要が増えると時価総額も上がり少ないリスクで利益をあげることが出来ます。
例） Bitcoin（BTC） 25％
Tether（USDT） 25％
USD Coin（USDC） 25％
Binance USD（BUSD） 25％
管理方法
保有する仮想通貨の種類が増えたり頻繁に取引したりするとポートフォリオの管理に手間がかかってしまいます。
負担を軽くするためにも管理アプリのがおススメ。チャートの確認や損益の把握ができるだけでなく、仮想通貨関連のニュースを読むこともでき情報収集にも役立ちます。
中でも初心者の方におススメなのがCryptofolio（クリプトフォリオ）。日本人向けに作られているため日本語が標準対応になっており円グラフ表示など初心者にも操作しやすい設定になっています。
自分に合ったポートフォリオを作成しよう（まとめ）
ポートフォリオを作成することでリスク管理をして適切な分散投資ができることが分かったと思います。
また、重要なことは自分の資産状況にあったポートフォリオを作成し、どれだけのリスクをとって攻めるのか、どれだけの収益を狙って守るのかを考える事です。
Web上には多くの人がポートフォリオを公開しているので色んな人のポートフォリオを参考にしてみましょう。