仮想通貨始めたいけど取引所と販売所って何?
違いやメリットとかってあるの?
こんな悩みはありませんか?
仮想通貨の取引は「取引所」と「販売所」のどちらでも売買取引が可能です。しかし、手数料や取引方法が異なるため、違いを知らないとムダな資金を費やしてしまうかもしれません。
実際に私自身も、違いを知らずに取引して、ムダに手数料を払っていた経験があります。今ではよい勉強になったと割り切ってはいますが。。
同じ失敗をする人が少しでも減ってほしくて今回の記事を書きました!記事を読めば、それぞれの違いやメリットなどを理解できますよ。記事の後半では、安心して利用できる国内の取引所についても紹介してますので、ぜひ参考にしてください!
今回の記事では下記のポイントがわかります。
取引所と販売所とは
販売所
仮想通貨の「販売所」は個人の売買希望者に対して企業が取引を行う場所。
企業が売買価格を設定する為スプレッド(手数料)が高くなります。
取引所
仮想通貨の「取引所」は個人の売買希望者に対して個人が取引を行う場所。
個人間で売買価格が決まるのでスプレッド(手数料)が安くなります。
販売所と取引所の最大の違いはスプレッド(手数料)にあります。
また、多くは販売所を運営している企業が取引所を提供しているので区別がつきにくいですよね😅
📝スプレッドとは
買値-売値の差額のこと。販売所の手数料はほとんどが無料なのでスプレッドが実質の手数料となる。
特徴
販売所と取引所を比較したときに分かる特徴は主に3つです。
1.スプレッド(手数料)
2.取り扱う仮想通貨の種類
3.注文方法
スプレッド(手数料)の違い
スプレッド(手数料)は企業や日時などによって変動しています。
・販売所のスプレッドは取引額の3%以上が目安
・取引所の手数料は取引額の0.1%が目安
100万円の取引をした場合
販売所⇒3万円のスプレッド
取引所⇒1,000円の手数料
スプレッド(手数料)を見たら取引所の方が断然お得ですね😀
仮想通貨の種類
企業によって取り扱う仮想通貨の種類は異なりますが12~17種類ほどを取り扱っているようです。
また、販売所では取り扱っているけど取引所では取り扱いがない仮想通貨もあります。
企業が主に取り扱っている仮想通貨
・ビットコイン(BTC)
・イーサリアム(ETH)
・XRP
・ライトコイン(LTC)
・ビットコインキャッシュ(BCH/BCC)
・イーサリアムクラシック(ETC)
・ネム(XEM)
・モナ(MONA) など
注文方法
販売所での注文方法
企業が提示している売買価格で取引を行う。
取引所の注文方法
販売所での注文方法は2つ!
1つ目は指値注文
希望した売買価格で取引ができる注文方法。
2つ目は成行注文
売買価格を決めない注文方法。注文時の最安値で購入または最高値で売却。
メリットとデメリット
これまで販売所と取引所の違いや特徴を紹介してきましたが、どんなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。
販売所のメリット
販売所のメリットは2つです!
・素早く確実な取引
・操作が簡単
素早く確実な取引
販売所では、企業が取引価格をすでに提示しているので、すぐに取引が可能です。
操作が簡単
ほとんどの企業では、数量や金額を指定したら、あとは「買う」「売る」のボタンを押すだけです。
操作も単純ですぐに取引ができるので初心者の方におススメです👍
販売所のデメリット
販売所のデメリットはスプレッドが高いことです。
前述しましたが取引所と比べると差額が大きいため取引を繰り返す分だけ高くなってしまいます。
販売所での取引は資金に余裕をもって注文しましょう!
取引所のメリット
最大のメリットは手数料が安いことです。
また、「指値注文」と「成行注文」で注文方法を選べるのも大きな利点ですね。
取引所のデメリット
取引所のデメリットは3つあります。
・取扱い種類が少ない
・操作が難しい
・取引に時間がかかる
取扱い種類が少ない
取引所では販売所よりも取り扱う仮想通貨の銘柄が少なく、希望する銘柄の取引ができないこともあります。
とはいえ、ビットコインやイーサリアムのような大手の仮想通貨は取扱う企業も多いので銘柄を絞って取引する方には大きなデメリットにはならないかもしれないですね。
操作が難しい
販売所と違い個人間での取引なので数量や価格を見極めて取引を行う必要があります。
そのため「板」と呼ばれる数量・価格の売買情報を読み取り注文しなければなりません。
取引に時間がかかる
個人間で取引をするため売買の相手がいないと取引できません。取引相手が現れるまで売買が成立せず、また、希望の数量・価格で取引できるとも限りません。
例えば、価格が暴落して今すぐに売りたい通貨をなかなか取引できず、最悪の場合は売れ残ってしまい大きな損失が出てしまう可能性もあります。
取引所を利用するときは手数料が安い代わりにリスクが伴うことも覚えておきましょう。
おススメの販売所(取引所)4選
・bitFlyer(ビットフライヤー)
・Coincheck(コインチェック)
・DMM Bitcoin(DMMビットコイン)
・GMOコイン
bitFlyer(ビットフライヤー)
ダウンタウンの松本人志さんがCM出演している国内大手の企業で、ビットコインの取引量が6年連続No.1※となっています。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
21種類の仮想通貨を取り扱っており、Tポイントをビットコインに交換できることでも有名です。
また、ハッキングの危険性が指摘される仮想通貨業界で7年間ハッキング0というセキュリティの高さも見逃せません。
Coincheck(コインチェック)
国内最大手の企業でダウンロード数・取り扱い通貨数が国内最大級となっています。
スマホアプリで簡単にできる操作性が特徴で、国内トップクラスの17種類の仮想通貨を取引できるのも特筆すべき点です。
スマホでの手軽さや初心者でも使いやすい利便性が人気の要因になっています。
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)
DMM.comグループが運営する仮想通貨取引所でレバレッジ取引の取り扱い数が国内No.1となっています。
📝レバレッジ取引
元手資金を担保に取引所などから資金を借りて元手資金よりも高額で取引を行う方法。
利益をだしやすい反面、損益が大きくなってしまうリスクもある。
DMMグループはもともとネット証券会社を運営しているため4分割チャートなどの独自システムが特徴です。
また、今なら新規口座開設で2,000円プレゼントのキャンペーンを実施しています。この機会に初期費用無料で2,000円から仮想通貨を始めてみてはいかがでしょうか。
(キャンペーン期間:2022年8月1日7:00~2023年2月1日6:59)
GMOコイン
GMOグループが運営する取引所で、2021年に初めて実施されたオリコン顧客満足度で見事1位を獲得しています。
「取引のしやすさ」「手数料の妥当性」「情報提供の充実」「キャンペーン」「セキュリティ」などの項目で高く評価されています。
また、レンディングやFX・ステーキングなど様々なサービスが提供されています。
📝レンディング
保有している仮想通貨を貸し出して利息で利益を得る方法。
📝ステーキング
仮想通貨を保有しているだけで報酬を得る仕組み。
販売所と取引所の違い|まとめ
これまでの内容をおさらいすると
①販売所と取引所では取引相手が異なる。
販売所=企業
取引所=個人
②販売所と取引所の3つの違い
スプレッド(手数料)の違い
取り扱い種類の違い
取引方法の違い
③メリット・デメリット
販売所のメリット ⇒ 素早く確実な取引・簡単操作
デメリット ⇒ スプレッド料が高い
取引所のメリット ⇒ 手数料が安い・成行注文と指値注文を選択できる
デメリット ⇒ 種類が少ない・操作が難しい・時間がかかる
それぞれの特徴を解説してきました。
違いが分かることで実際に取引を始めるイメージができたかと思います。
始め方としては販売所で少額のビットコインを購入するのが初心者にはおススメです。
自分に合った取引方法を見極めて仮想通貨による資産運用を始めましょう!