仮想通貨

【初心者必見】仮想通貨って何?

2022年2月5日

悩める人

・仮想通貨ってどんな仕組み?
・そもそも仮想通貨って何?

副業や資産形成を考えて仮想通貨に興味をもったらこんな疑問が出てきます。

まずは仮想通貨に関する基本的な知識を身につけて、自分に合った資産形成を目指しましょう。

この記事では仮想通貨の種類や特徴などの基本情報をお伝えします。

仮想通貨とは

仮想通貨とは「インターネット上で取引できるお金」のことです。

仮想 = 実体のないモノを仮にあるモノとして考える事
通貨 = 支払いの手段として機能している貨幣

言葉を分解しても分かりますが実物のないお金。電子マネーと間違えそうですが全くの別物なので注意。

法定通貨との違い

仮想のお金が実際に流通しているお金とはどう違うのでしょうか。
そこには、大きく分けて2つの違いが存在します。

・物理的なモノが存在しない
・国や企業などが管理しない

それぞれ深堀していきましょう。

物理的なモノが存在しない

「仮想」の通貨であるため100円玉などの硬貨や1,000円札などの紙幣が存在しません。
インターネット上で取引できる電子データであって、実際に手に取って扱う事ができないことが1つ目の違いです。

国や企業などが管理しない

円やドルなどの法定通貨はその国で価値を保証していますが、仮想通貨は管理主体がなく価値の変動が大きくなります。
1単位の仮想通貨が日本円で100万円となることもあれば0円となってしまうこともあります。
また、法定通貨であれば各国で貨幣を発行していますが、仮想通貨ではマイニング(採掘)という作業によって発行されます。

仮想通貨の仕組み

では、管理主体がない性質の仮想通貨はどのような仕組みで成り立っているのでしょうか。
ここでは核となる2つの技術をご紹介します。

ブロックチェーン

取引の履歴を1つの塊(ブロック)として、その塊を過去から1本の鎖のように繋げる形で記録される仕組み。
新しく生成される塊には1つ前の塊の情報を反映させる必要があるためデータの破壊や改ざんが困難となります。
また、管理するシステムを分散して情報を共有しているため、一部のシステムに不具合などの稼働停止があっても全体のシステムは稼働し続けるという特徴があります。

データの破壊や改ざんが難しく障害によるシステム停止の可能性が低いため安全に取引が可能という事ですね。

マイニング(採掘)

仮想通貨は世界中で多数の取引が行われるため取引の記録には膨大な処理が必要になります。
この膨大な処理を手伝い取引記録を追加していく作業がマイニングです。
正しくマイニングが承認されると新規の仮想通貨が報酬として支払われ仮想通貨の流通につながります。

仮想通貨の特徴

仮想通貨には主となる3つの特徴があります。

・管理者が不在
・発行上限あり
・換金可能

それぞれの内容を確認していきましょう。

管理者が不在

法定通貨では国が貨幣の流通量を管理して貨幣価値を保証していますが仮想通貨にはそれがありません。
仮想通貨はマイニングを行う「マイナー」と呼ばれる人たちから流通が始まります。
仮想通貨の新規発行はマイニングによる報酬からしか発行されません。

マイニング ⇒ 報酬発生 ⇒ マイナーによる仮想通貨の売却 ⇒ 市場への流通

マイニングにより仮想通貨が発行されますが無制限で発行されるわけではありません。

発行上限あり

仮想通貨が無制限で発行されてしまうと仮想通貨そのものの価値が下がってきてしまいます。
そのため仮想通貨には発行上限が定められていることがほとんどです。

ex)ビットコイン ⇒ 2,100万枚
  リップル ⇒ 1,000億枚 
  ライトコイン ⇒ 8,400万枚 など

上限があるから1コインの価格が何百万となったり0,0001コインという極小単位で取り扱われるんでしょうね。 

換金可能

仮想通貨はインターネット上で取引できる貨幣ですが、「法定通貨への換金」が可能というのが最大の特徴。
インターネット上の貨幣はそのゲーム内やサイト内でしか使用することができませんが、仮想通貨は様々な取引に使用することができ法定通貨への換金が可能であるからこそ投資目的に購入する方が多いのでしょう。

仮想通貨の種類

仮想通貨は5,000以上の種類が世界に流通しているといわれています。
ビットコインとビットコイン以外に分別されビットコイン以外の仮想通貨は アルトコイン と呼ばれています。
また、アルトコインの中でも時価総額が低く知名度が低いものを 草コイン と呼び、価格上昇の期待が高く人気があります。

一般的な仮想通貨

代表的な仮想通貨を幾つかご紹介します。

ビットコイン(BTC)

世界初の仮想通貨。世界最大の時価総額で仮想通貨の代表的存在。

イーサリアム(ETH)

時価総額第二位でアルトコインの代表的存在。

リップル(XRP)

独自システムによる素早い決済が可能。

ライトコイン(LTC)

ビットコインから派生した通貨。上限が8,400万枚でビットコインの4倍。

ビットコインキャッシュ(BCH)

ビットコインから分岐した通貨。基本的構造はビットコインと同じだがブロックの容量が大きく処理が速い。

イーサリアムクラシック(ETC)

DAO事件(システムの脆弱性から約50億円が盗まれた事件)によりイーサリアムから分裂した通貨。

モナコイン(MONA)

インターネット掲示板「2ちゃんねる」から発祥した日本初の仮想通貨。

まとめ

法定通貨との違い

・物理的なモノが存在しない
・国や企業などが管理しない

仕組み

・ブロックチェーン
・マイニング

特徴

・管理者が不在
・発行上限あり
・換金可能

概要として以上の3点を説明してきました。
仮想通貨は奥が深いのでさらに知識を深めて資産形成に取り組んでいきましょう。

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